緑園に輝く みんなで創る
文教・安心・交流のまち 多久

佐賀県多久市 横尾俊彦市長

多久は周りを盆地に囲まれた、創建310年の孔子廟を擁する緑園文教都市です。この緑園の中で孔子の教えも活かす教育で個性や才能を伸ばし市民一人ひとりが輝き、市民相互に助け合う、安全安心のまちを目指し、住んでいてよかった、住んでみたいと思えるまちづくりを進めます。

 多久市は四方を山に囲まれた緑豊かな自然環境に囲まれた立地で、佐賀県のほぼ中央部に位置し、長崎自動車道多久インターチェンジもあり、県内県外へのアクセスをしやすいまちです。
市内には孔子様を祀る多久聖廟があります。この多久聖廟は、江戸時代、多久茂文公が、多久領を治めるためには教育が重要と考え創建され、聖廟には孔子像が安置されています。今年で創設310年を迎え、毎年春と秋には釈菜(せきさい)を今日まで変わらぬ姿で行っています。孔子様の教えを基に、「論語」を用いた教育など、様々な学びにも取り組んでいます。
平成25年4月から多久市内小中学校10校を再編し、市内3中学校区で小中一貫教育を同時開校する全国でも数少ない展開の取り組みを行い、平成29年度からは義務教育学校として推進しています。併せて、21世紀の情報化社会を生き抜く子どもを育むため、電子黒板やICT支援員などのICT教育環境を整備し、ICT教育充実を図っています。また、平成28年にシェアリングエコノミーの取組みも開始し、インターネットを活用した在宅ワークを可能にするスキルを磨く講習会を実施。個々のニーズにあわせて収入を得る仕組み体制を作り上げました。働く人を支える核となる施設「ワーキングサポートセンター(愛称:ココカラ)」も建設し、ココカラ内にローカルシェアリングセンターを開設しています。
自治体として「小さくてもキラリと光る」ことをめざし、「市役所は市民の役に立つ所」「行政もサービス産業」の思いのもと、市政運営に努めています。そして、文教・安心・交流の各テーマ・分野で発展充実を図り、より良い未来を「みんなで創る」ことを叶えていきたいと存じます。
「温故創新」これまでの歴史・経験を活かし、「クリエイト(創造)・チャレンジ(挑戦)・チェンジ(変革)」気持ちをもって、「天命を信じて人事を尽くす」市長として天命を果たし、すばらしいまちづくりが推進できますように、そして全体としても、素晴らしい日本づくりが可能となりますように努めたいと存じます。

盆地の立地で周囲を緑豊かな環境に囲まれ、緑の庭園のイメージにふさわしい環境

本市は四方を緑豊かな山に囲まれた分地にあり、佐賀県のほぼ中央に位置し、長崎自動車多久インターチェンジ、国道203号、JR唐津線を擁し、海へも空へもアクセスしやすいまちです。

「学びの里 多久」には、脳にいい環境がそろっている

本市は孔子の里として、江戸の昔よりさまざまな「学び」や「教育」を先進的に行ってきた地域でした。この「学びの里」とも言える多久市で、21世紀の新たな「学びのスタイル」を発信しようと「学びの里プロジェクト」に取り組んでいます。

多久市の『特色ある施策』をご紹介します

『ドローンを核にした交流によるまちづくり事業』

多久市の見どころピックアップ!

多久市は、平成28年11月24日、全国初となる「シェアリングシティ宣言」を行い、民間のシェア系サービスを運営する事業者と2社と連携しています。これらにより、地域の課題を解決していきます。「ローカルシェアリング事業」では、インターネットを通して、在宅で仕事を受注できるよう「クラウドワーカー」の育成を行い、子育て中の主婦から70代までと幅広い年齢の人が時間や場所にとらわれず、ローカルシェアリングセンターからの仕事を受けて働いています。また、地域の人が地域の魅力をガイドする新たな体験型観光に着目したプラットフォームの「タビカ(TABIKA)」と連携し、新たな観光資源の開拓を行い、地域の活性化につなげています。

「アートのまち、多久」 お洒落で楽しいまちを周遊

民間アーティスト有志により、中心市街地に大きなウォールアートを創設し、まちなかに明るさと賑わいをつくる、継続的にどんどん大きくなっていくプロジェクト。市内外から様々なジャンルのアーティストを招き、誰でもいつでも自由に無料で観覧できるパブリックアートを巡るコースです。(平成30年4月現在 24作品)
【ルート】多久駅あいぱれっと→高橋時計店→深山生花店→ふとんのたじま→衣料の大庭→和醸良酒とりごえ→吉田輪業→お茶の田代園→Barばらーど→居酒屋心→Art studio ボンドバ→富亀和旅館
【行程】約1.5キロ 【所要時間】約30分

高橋時計店

深山生花店

衣料の大庭

吉田輪業

Barバラード

Art studio ボンドバ

聖学華開き文教の風薫る 城下散歩道を巡る

戦国の九州を駆け抜けた龍造寺氏が、怨嵯を越え文教の道へと歩んだ歴史が多久城下にあります。近世の城下古地図に残る道を歩くコースで国内の三大孔子廟の一つ「多久聖廟」、県内でも有数の桜・紅葉の名所「西渓公園」を巡ります。
【ルート】多久市物産館朋来庵→三年山遺跡→御屋形広場→多久八幡神社→多久神社→西渓公園→どんだ路→高取伊好生家→多久まんじゅう(秀島天徳堂)→万福寺→副島家住宅→草場佩川誕生地→専称寺→武家屋敷→聖堂小路→多久聖廟・東原庠舎
【行程】約4キロ  【所要時間】約100分

多久市物産館朋来庵

御屋形広場

西渓公園

専称寺

多久聖廟

東原庠舎

多久ならではの自然の味をご賞味あれ

多久市の名物といえば北多久町岸川地区の『岸川まんじゅう』。添加物を使わず、酒麹の力で膨らます純朴な酒まんじゅうで、 『あん入り』から『あん無し』、『よもぎ』などが人気。また西多久町平野地区の「ひらの棚田米」は、谷間からの冷たい清らかな湧き水と、春のレンゲ草を窒素肥料として、真心こめて育てられた自然の恵みいっぱいのお米で、もっちりとした甘みのあるお米。


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