会長あいさつ

令和5年8月18日に開催されました「第37回全国青年市長会総会」において、会長に選任いただきました行方市長の鈴木周也でございます。
これまでの全国青年市長会の諸先輩方のご意思を受け継ぎ、精一杯職責を果たしてまいる所存です。

さて、現在、私たちを取り巻く環境は変化が早く、ウィズコロナ時代の到来やデジタル化の急速な進展に加え、長引く原油価格・物価高騰が続くなど、社会課題の複雑さや困難さの度合いが増しており、先の見通しがつきにくい状況にあります。
先を見通しにくい中にあっては、行政効果が確実なものでなければ新たな政策に挑戦せず、問題を先送りにしがちでありますが、これは現在や将来の住民に不利益をもたらすことになりかねません。いかなる状況であっても、私たち行政は、それぞれが抱える様々な課題に的確に対応し適時解決していくこと、また、新たな取組にも果敢に挑戦していくことが重要であると考えます。
そこで、本会といたしましては、会員相互の意見・情報交換、市政に必要な施策の調査研究、研鑽を通じた国への提言等に積極的に取り組んでまいるとともに、官民を問わず多様な主体との連携を通じて、その時点で考え得る最善の施策に取り組み、機動的かつ柔軟に対応するアジャイル型で課題にアプローチしながら課題解決に取り組んでまいります。

近年、地震や異常気象を起因とした自然災害が全国各地で相次いで発生し、尊い人命が失われ、多くの方が被災しています。被災自治体は発災の直後から多岐にわたる分野への対応が求められることから、会員や退会後も災害相互応援を継続している会員市を加えた本会ならではのネットワークを生かし、被災自治体のレジリエンスに資するための早急な支援体制の強化・充実を図ってまいります。

結びに、若い情熱とエネルギー溢れる青年市長の皆様と、互いに刺激を受けあいながら、直面する共通の課題に真摯に取り組んでまいりますので、何とぞ皆様のお力添えを賜りますようお願いいたします。

全国青年市長会 会長
茨城県行方市長 鈴木 周也

全国の特色ある施策

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