
令和7年8月23日に開催されました「第39回全国青年市長会総会」において、第37代会長に選任いただきました宮城県白石市長の山田裕一でございます。
これまでの本会の歴史を築かれてきた先輩方に感謝するとともに、会員の皆様の日頃のご尽力に対し深く敬意を表します。
昭和63年6月に結成された全国青年市長会は、新しい時代を切り拓くため、会員同士の若い情熱とエネルギーをぶつけあい、共に本音で研鑽し、もって地方自治の発展に寄与することを目的として、様々な活動を展開してまいりました。
青年市長会の結成からもうすぐ40年になりますが、その間、情報社会の到来、地球温暖化、少子高齢化、東日本大震災の発生、女性の社会進出、新型コロナウイルス感染症の世界的流行など、社会情勢は大きく、また、驚くほどの速さで変化を続けています。
激動の時代には新しい力が必要です。地方自治の世界では、若い市長が次々と誕生しており、結成時には33名であった会員数も現在では120名を超えるまでになりました。
私たち青年市長会会員市長は、市民の皆様の大きな期待に応えられるよう、社会情勢の変化に柔軟に対応し、前例に囚われない新たな施策に挑戦することで、これまで経験したことがない新たな課題を解決するべく日々奮闘しています。
特に、会員の多くが子育て世代であることから、次世代の視点から実行力ある提言を重ね、若い市長ならではの感覚で活発な意見交換を進めます。教育や福祉など分野の縦割りを越えて連携し、各地の知恵を広く横展開していくことで、地域の総合力を一層高めていきたいと考えております。
近年、災害の激甚化・頻発化が進む中で、会員市相互による迅速な援助体制という本会の強みも、これまで以上に重要性を増しています。私自身、東日本大震災を経験した地域の首長として、平時の備えと顔の見える連携の重要性を痛感しております。発災直後から復旧・復興に至るまで、お互いの経験や知識を共有し、相互支援の枠組みをより確かなものとしてまいります。
全国青年市長会は、挑戦を称え、成果を分かち合う実践の共同体です。地域の規模や立地を越えて、現場から生まれる小さな成功を確かな変化へと結びつけ、「全国のどこに生まれ育っても、将来に希望を描ける日本」を実現していきます。現場主義、スピード感、連携を合言葉に、市民の声に誠実に向き合う姿勢を貫いてまいります。
結びに、これまで本会を導いてこられた先輩諸氏、各地で挑戦を続ける会員市長、そして私たちの取り組みを支えてくださる市民・関係者の皆様に深く感謝申し上げます。全国青年市長会は、希望と責任を胸に、新たな時代の扉を確かな歩みで開いてまいります。今後とも、本会の活動への変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
全国青年市長会 会長
宮城県 白石市長 山田 裕一












