人と地域が輝き、
ともに新しい価値を創造するまち しろいし
宮城県白石市 山田裕一市長

「ひとづくり」「地域力の向上」「新しい価値の創造」を基本的視点として、市民一人一人がその個性や能力を発揮しながら、地域づくりの担い手として活躍するとともに、新たな視点でさまざまな地域資源や魅力を発見し、育て、高め合うことで、新しい価値を創造し、まちへの誇りと愛着を持って暮らしていくことができるまちを目指します。
私たちのまち白石市(しろいしし)は、宮城県の南端に位置し、西に望む蔵王連峰、清流・白石川や市内を流れる堀割の水など、豊かな自然と清らかな水に恵まれた城下町です。市の中心部には、伊達家重臣・片倉小十郎の居城であった白石城や武家屋敷など歴史的建造物があり、城下町の風情を漂わせています。
白石市は、仙台市と福島市、山形市の3つの県庁所在地の中間に位置し、車では1時間圏内の場所にあります。東北新幹線の白石蔵王駅へは、仙台駅から約14分、福島駅から約12分、東京駅から約2時間(最短1時間47分)の距離にあり、国道4号と東北自動車道が南北に走り、市の北側には白石ICがあり、高速交通網が整備されています。さらに、市の中央には、新たにスマートインターンチェンジおよびその周辺整備(工業団地や道の駅、防災公園)を進めております。
主たる産業は製造業ですが、農業も非常に盛んで、豊かな水と盆地ゆえの寒暖差が生み出す農産物は県内外に自慢できるものと言えます。特に、過去に食味日本一を獲得した「白石産ササニシキ」の復活プロジェクトや、「白」にちなんだ野菜のブランド化を進めています。また、特産品である「白石温麺(うーめん)」は文化庁が認定する100年フードに選ばれました。
春には「白石城桜まつり」、秋には「鬼小十郎まつり」といった四季折々のイベントを開催。東北唯一の能楽堂と茶室を備えた「碧水園」では、子どもから大人までが日本舞踊や能、茶道を学び、蔵王連峰が生み出す温泉やスキー場、さらには「宮城蔵王キツネ村」には県内外はもとより国外からもたくさんの観光客が訪れています。
豊かな自然と歴史、文化を合わせ持つ、愛すべきふるさと「白石市」を将来にわたって持続可能なまちへと創り上げていくために、市民の皆さまと力を合わせて、新しい時代のまちづくりに積極果敢に挑戦してまいります。
伊達政宗を支えた重臣・片倉小十郎が築いた城下町、豊かな自然が彩る四季折々の風景、蔵王連峰の山麓に佇む湯宿
白石城は、補強金具などを使わない日本古来の建築様式で平成7年に復元。二代目片倉小十郎重長と真田幸村公との決戦・大坂夏の陣を再現したイベント「鬼小十郎まつり」は必見です。また、温泉やスキー場など蔵王連峰が育む自然の恵みも魅力の一つです。
歴史・文化と都市機能・高速交通ネットワークの融合
宮城県南部に位置する白石市は古くから交通の要。仙台市・福島市・山形市の3つの都市の中間に位置することから、アクセスも良く、交通網も整備されています。市域には、東北自動車道、東北本線、東北新幹線が走り、仙台市・福島市・山形市からは1時間圏内、東京からは約2時間(最短1時間47分)で来ることができます。
白石市の『特色ある施策』をご紹介します
『学びの多様化学校「白石きぼう学園」』
『斎川公民館における地域の特性を生かした特色ある生涯学習・公民館事業』
『公立刈田綜合病院指定管理制度の導入』
『「白石温麺」文化庁100年フード認定』
『(仮称)白石中央スマートインターチェンジ及び周辺整備事業』
白石市の見どころピックアップ!
【イベント】白石城桜まつり(3月下旬~4月上旬)
【イベント】全日本こけしコンクール(ゴールデンウィーク)
【イベント】しろいし夏まつり(8月)
【イベント】しろいし蔵王高原マラソン(9月)
【イベント】鬼小十郎まつり(10月上旬)
【イベント】白石市農業祭(11月)
【施設】白石城・歴史探訪ミュージアム・武家屋敷
【施設】ホワイトキューブ(白石市文化体育活動センター)
【施設】古典芸能伝承の館 碧水園
【施設】壽丸屋敷
【施設】弥治郎こけし村
【施設】おもしろいし市場
【施設】こじゅうろうキッズランド(子育て支援・多世代交流複合施設)
【施設】みやぎ蔵王白石スキー場
【施設】材木岩公園(国指定天然記念物)
【施設】宮城蔵王キツネ村
【施設】南蔵王野営場
【施設】小原温泉・鎌先温泉
白石市の歴史・文化体験コース(1日)
明治時代中期に建てられた土蔵造りの壽丸屋敷は甲冑や白石和紙が展示されているほか、白石和紙を使った美しい模様の小物の販売もされています。
白石城の天守閣からは白石市の町並みを一望することができ、県指定文化財に指定されている武家屋敷では白石市の城下町らしい景観を感じることができます。
400年の歴史ある白石温麺の味を今に伝える「やまぶき亭」の白石温麺で舌鼓を打った後は、東北唯一の室内能楽堂がある碧水園で定期的に開催されている鑑賞会や茶会に参加してみませんか。
伝統工芸品であるこけし絵付け体験ができる弥治郎こけし村は、年間を通じて国内外からのこけしファンに大人気です。静けさと深い緑に囲まれた鎌先温泉は情緒あふれる建築が多く、傷を癒すと言われる薬湯に入ることができます。

壽丸屋敷

白石城

武家屋敷

やまぶき亭

古典芸能伝承の館 碧水園

弥治郎こけし村

鎌先温泉
白石の四季で巡る観光スポット紹介
日本の四季が織りなす美しさを最大限に引き出した白石市内の観光スポットを紹介します。
【春】白石城をバックに見る桜は、夜になるとぼんぼりが灯り幻想的な夜桜を楽しむことができます。
【夏】梅雨の時期になると、色とりどりの紫陽花が咲く「あじさいロード」がおすすめです。8kmもの長い道路の両側に咲く紫陽花を横目に気持ちいいドライブを楽しめます。また、ドライブに大人気の観光スポット「材木岩公園」内には子どもが水遊びできるスポットや十割蕎麦が食べ放題の「そば処なごみ茶屋」があります。
【秋】紅葉が美しい小原渓谷がおすすめです。もちろん新緑や雪化粧した渓谷も美しいですが、黄金色の紅葉が映り込む秋はその絶景を求め観光客が激増します。
【冬】冬の白石と言ったら、やはり、みやぎ蔵王白石スキー場です。
サラサラの天然パウダースノーが自慢のスキー場で初心者用の緩やかなゲレンデから太平洋を望むフラットバーン、38度の急斜面や深雪コースなどバリエーションに富んだコースを備えています。帰りは目に良いとされる小原温泉で疲れを癒してください。

白石城と桜

あじさいロード

なごみ茶屋蕎麦

小原渓谷

白石スキー場

小原温泉
歴史と自然が育んだ恵み、新たな感性との融合
白石温麺(しろいしうーめん)、白石産ササニシキ、地酒、おもしろいし市場、小原温泉、鎌先温泉