世界のあしたが見えるまちへ

茨城県つくば市 五十嵐 立青市長

つくば市は「世界のあしたが見えるまち」をヴィジョンとして掲げ、市民が抱える諸課題への先進的な解決手法がモデルとなり、世界の課題解決に貢献することを視野に様々な取組を進めていきます。
「持続可能都市ヴィジョン」を国内で初めて公表し、SDGs未来都市として「誰一人取り残さない」包摂性を基礎にしたまちづくりを進めています。

 つくば市は、名峰「筑波山」をはじめとする豊かな自然と、研究・教育機関の集積「筑波研究学園都市」を有する、自然と科学が調和したまちです。
本市のシンボルである筑波山は、その美しい姿から万葉の時代より人々に愛されてきました。本格的な登山からロープウェイ・ケーブルカーを利用した気軽なハイキングまで、幅広く楽しめる山として、年間を通して多くの観光客が訪れています。
筑波研究学園都市では、国と民間合わせて約150機関の研究施設が立地し、約19,000人の研究者が日々、最先端の研究開発を行っています。また、広大なキャンパスを誇る筑波大学においても、さまざまな分野の研究が行われています。市ではそうした研究成果が社会生活にも役立つよう、産学官連携のコーディネートに力を入れております。
現在、国内のみならず世界中の自治体が、少子高齢化を始め、多くの困難な問題を抱えています。それに対して、答えを見いだしている自治体はまだありません。私が掲げる、つくばのヴィジョン「世界の明日が見えるまち」とは、つくばを見れば、世界共通の問題を解決するヒントが得られる、困ったときはつくばを見てみよう、なぜならばそこでは多くの問題が市民の知恵と汗によって良い方向に進み、市民が幸せに暮らしているから…そんなふうに言われるつくばを目指しています。

科学技術を社会実装する「デプロイシティ」つくば

つくば市は、スタートアップや研究機関と連携し、「つくばSociety 5.0」などを通じた革新的な製品やサービスの社会実装を積極的に進めています。セグウェイの公道走行、ブロックチェーン技術による電子投票など国内初の実績が多数あります。

「これからの やさしさの ものさし つくばSDGs」

子育て世代を中心に人口が増え続けるTX沿線地域、逆に少子高齢化が進む周辺市街地、また大学や研究機関などに通う世界140カ国以上、約9,000人の外国人が居住しています。多様な市民にSDGsを浸透させる、親しみやすいイラストによる市独自のPR活動に注力、世界で一番SDGsが浸透するまちを目指しています。

つくば市の見どころピックアップ!

【季節イベント】筑波山梅まつり(2月)
【季節イベント】つくばマラソン(11月)
【季節イベント】ツールドつくば(ヒルクライム)
【サイクリング】つくば霞ヶ浦りんりんロード(日本最長)
【ハイキング】筑波山・宝筺山(通年)
【祭】筑波山神社御座替祭(4月・11月)
【祭】まつりつくば(8月)
【サイエンスツアー】科学技術週間、研究機関一般公開(JAXA、地質標本館、サイエンススクエアつくば等)
【グルメ】つくばラーメンフェスティバル
【グルメ】つくばクラフトビアフェスト

自然の雄大さと美しい景色を堪能。筑波山周遊コース

日本百名山にも数えられている筑波山は見どころ満載の観光スポットです。つつじヶ丘から、おたつ石コースで女体山頂を目指すと、進むごとに姿を変える草花や木々、「弁慶七戻り」を始めとする巨岩巨石が待ち受けています。自分の足で登り切って山頂から見る景色は感動すること間違いなしです。帰りはロープウェイで、ゆったりと景色を見ながら下山できます。


PAGE TOP