みんなが潤う 新しい小浜

福井県小浜市 杉本 和範市長


「みんなが潤う 新しい小浜」を実現する政策の循環システムとして「稼ぐ」「活かす」「育む」の3つの柱を回すことで、インフラ整備や児童・高齢者・障がい者(児)福祉の向上、防災環境の整備、防犯対策、貧困家庭への支援、豊かな環境の保全、スポーツ・芸術文化の機会創出など、小浜の地域課題を解決し、さらなる発展へとつなげていきます。

 小浜市は若狭湾に抱かれ、日本海で唯一の長いリアス海岸と南部は東西に走る滋賀県と京都北部一帯の山岳地帯に囲まれており、自然環境に恵まれています。大陸と都をつなぐ海の道と陸の道のハブとなり、往来文化が独自の発展を遂げた歴史が小浜市民の誇りのもとになっています。
しかし今、小浜市も多くの自治体と同様、人口減少や少子高齢化、一極集中、経済縮小や財政構造の厳しさに直面しています。さらに小浜市は、若者の流出が起こりやすい社会構造です。これからは自分たちのまちは自分たちで創る力、その核となる自主財源の確保が課題です。そして、小浜市という独自の文化を創造してきた小浜らしさ、小浜にしかできないことなどの「おばま」のブランド確立が急務であり、先頭に立って、変化を恐れず挑戦する姿勢を示していきます。また、新幹線を万全の体制で迎えるため、まさに「いまから」新しいまちづくりに取り組んでいきます。
小浜市の未来を切り開くことができるのは政策です。市民の皆様も参画する政策の実行です。この現状を変えるため、市民が一丸となり新たな挑戦のもとで地域経済を発展・進化させなければなりません。私は、新たな小浜市民のリーダーとして、「みんなが潤う 新しい小浜」を実現する政策の循環システムを回していきます。「稼ぐ」「活かす」「育む」3つの政策の柱を循環させることが、小浜市に山積する様々な課題に取り組む「すみずみまで潤う」まちづくりの実現につながります。3つの政策の柱は密接に関係しています。この循環サイクルを回すことがエンジンとなり、小浜の地域課題を前向きに解決し発展する土台となります。そして「みんなが潤う 新しい小浜」の実現に絶対欠かせない要素は市民との「対話」です。市民の皆様と私が、また市民の皆様同士が対話することで共に知恵を出し地域を活性化するアイデアが生まれます。バリアフリーな対話をベースに、市民がまちづくりに参加している実感があるまちづくりを目指していきます。

御食国若狭おばま

若狭おばまは「御食国(みけつくに)」として、塩や海産物を都に納める役割を担っていました。「御食国」の制度が終わった後も、京都へ新鮮な海産物を供給し続け、いつしかその往来の道は「鯖街道」と呼ばれることとなりました。今でも京都では小浜の海産物を「若狭もん」と呼んで親しまれています。

日本遺産プレミアム「御食国と鯖街道」と「北前船寄港地・船主集落」

御食国と鯖街道、北前船。若狭おばまの歴史は、海と都を結ぶ結束点として、様々な人や物資、文化の往来、交流によって紡がれてきました。今でも、往時の賑わいを伝える街並みとともに、豊かな自然や食や祭礼など、受け継がれてきた様々な文化がその生活とともに息づいています。

小浜市の『特色ある施策』をご紹介します

『「稼ぐまち」へ』
『「活かすまち」へ』
『「育むまち」へ』

小浜市の見どころピックアップ!

【イベント】お水送り(3月)
【イベント】お城まつり(5月)
【イベント】放生祭(9月)
【イベント】OBAMA食のまつり(10月)
【施設】御食国若狭おばま食文化館
【施設】県立若狭歴史博物館
【施設】小浜西組重要伝統的建造物群保存地区
【施設】数々の神社仏閣

小浜の古刹めぐりコース

小浜市は都から一番近い日本海側の玄関口であり、”鯖街道”と呼ばれる街道を通じて京の都へ海の幸を提供する”御食国”として発展してきました。街道沿いに残る神社仏閣には、仏像をはじめ貴重な文化財が多く伝えられています。小浜の歴史と文化にどっぷり浸れるコースです。

若狭姫神社

若狭彦神社

萬徳寺

明通寺

おばまの海と古い町並み、伝統工芸を楽しむ大満喫コース

若狭湾を代表する景勝地で、アメリカCNNの『日本のもっとも美しい場所34選』にも選ばれた蘇洞門をめぐる遊覧船を楽しんだあと、若狭工房で若狭塗箸の研ぎ出し体験へ。その後重要伝統的建造物群保存地区に指定された西組エリアにある“三丁町”を散策。最後に北前船の寄港地として栄えた湊町に残る県有形文化財旧古河屋別邸をめぐります。

蘇洞門めぐり

若狭工房(御食国若狭おばま食文化館)

三丁町

旧古河屋別邸


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