市民が主役!躍動するまち 多治見
岐阜県多治見市 髙木貴行市長

住みたい、住み続けたいまちであるために、全ての市民が生き生きと生活できるまちであることが必要です。子育て世代に寄り添うまち、誰もがチャレンジできるまち、誰一人孤立させないまちの実現を目指し、市民の皆さんの思いを反映できる、市民が主役のまちづくりを進めます。
多治見市は、岐阜県の南東部に位置する、面積が91.25平方キロメートル、人口約10万5千人のまちです。県内では、岐阜市、大垣市、各務原市に次いで4番目の人口を有しています。
四方を小高い山に囲まれた盆地の中に位置し、市の中心部を東西に一級河川の土岐川が流れ、南北から中小の支川が流入しています。盆地特有の気候で、夏季の日中は猛暑であり、2007年には当時の国内最高気温となる40.9℃を記録しました。
当市は1300年の長きにわたり、陶磁器やタイルの産地として発展してきました。多治見市を含む、土岐市、瑞浪市、可児市で作られるやきものは『美濃焼』と呼ばれており、毎日の食卓を彩る陶磁器をはじめ、「志野」「織部」「瀬戸黒」「黄瀬戸」などの伝統技法を用いた陶器など、豊富な種類があります。
社会・経済状況の大きな変化が見込まれ、市民のライフスタイルも大きく変わっていくことが予想されますが、当市の魅力や特徴である「多治見らしさ」を守り、育んでいくことが、市民にとって愛着や誇りを持てるまちとして発展していく原動力となります。
「多治見らしさ」を次世代へ引き継いでいくとともに、未来を担う子どものための子育て政策、まちににぎわいを生み出し、経済の好循環や市税収入の増加に寄与する経済政策、市民が元気で安心して暮らすための医療・福祉政策の3点に重点を置き、市民の幸福度向上につながる政策を進めていきます。
ちょうどいいまち
ほどよく都会でほどよく自然が残る“ちょうどよさ”が最大の魅力です。
陶器商の商家や蔵を改築したショップが立ち並ぶ本町オリベストリートなどが賑わっています。
1300年の歴史を受け継ぐ日本の陶都
1300年の伝統ある美濃焼の歴史や技を受け継ぐ『やきもの』のまちです。陶工家たちや暮らす人々がやきものの文化を育み、繋いできた“ほんもの”の魅力を、街並みや食、アート、自然が織りなす多治見市で、ぜひ体験してください。
多治見市の見どころピックアップ!
【イベント】
たじみ陶器まつり(4月)
多治見市制記念花火大会(8月1日に近い日曜日)
美濃焼祭(10月)
たじみ茶碗まつり(10月)
陶の里フェスティバルin市之倉(10月)
多治見まつり(11月3日)
【施設】
虎渓山 永保寺
美濃焼ミュージアム
モザイクタイルミュージアム
セラミックパークMINO
【グルメ】
うなぎ
たじみそ焼きそば
ころうどん
三千盛
作陶体験コース
多治見市には作陶を体験できる施設が数多くあります。
自分だけのオリジナルの器を作った後は、隣接する「多治見市美濃焼ミュージアム」で美濃焼の歴史を深く学び、ランチは多治見市の名物「鰻」で舌鼓。
古い街並みが残る「本町オリベストリート」を散策して、美濃焼を旅の思い出に購入してみては?

「安土桃山陶磁の里 ヴォイス工房」作陶体験

多治見市美濃焼ミュージアム

「魚関」の鰻

「本町オリベストリート」散策&美濃焼ショッピング
美濃焼&タイル探訪コース
多治見市が誇る歴史的名所「虎渓山 永保寺」と、新たな名所「多治見市モザイクタイルミュージアム」をめぐるコース。ミシュラングリーンガイドジャポンで2つ星に選定された「幸兵衛窯」では、薪で焚く穴窯などを見学できます。
虎渓山の人気店「アコアターブル」の色彩豊かなカヌレ、また「二代目 浪花」の色とりどりの美濃焼の器など、目で見て、食べて楽しめる一日を、ぜひ多治見市でお過ごしください。

「永保寺」

「アコアターブル」のカヌレ

「美濃焼和食割烹 二代目浪花」

「多治見市モザイクタイルミュージアム」

「幸兵衛窯」
陶工が親しんだ『うなぎ』の名店
陶器のまち・多治見市では、昔から陶工たちが窯の炎の熱さで消耗した体力を回復するために、高たんぱく質で消化の良いうなぎが重宝されてきました。そこから日常的にうなぎを食べる習慣が根付き、現在も市内に多数のうなぎ屋があります。